• テキストサイズ

【鬼滅の刃】復讐の血桜 

第21章 感覚強化訓練



隊士たちの実力が着実についてきているのを見て素直に感心する。


杏(悲鳴嶼さんはやっぱり凄い。流石だなぁ。)


柱稽古を提案した最年長であり、最古参の柱である悲鳴嶼。


杏(でも、この中で上弦ノ鬼と渡り合えるのはどれくらいかしら。まだ上弦ノ鬼は3体残ってる。
それも壱と弐と参で強いのばっかり。
私たち柱だけしか闘えないと鬼舞辻無惨と闘える人がいなくなっちゃう。)


これから起こるであろう総力戦のことを考えれば、思わず溜息が零れる。


杏(祈里さんと音羽さん、あとはカナヲちゃん…。
この3人は前から柱に稽古をつけてもらっていただけあって強い。あとは善逸くん、伊之助くん…少し特殊だけど玄弥くん闘えないかしら…。あとは…炭治郎くん。)


有望な隊士たちの姿を思い浮かべる。


杏(もっと闘える人を増やさないと…闘いはいつ始まるのかわからないのだから…。)


そんなこんな考え混んでいると炭治郎が道場にひょっこりと顔を出す。


炭「杏さん!!食事の準備ができましたよー!!」


『…炭治郎くん!!』


声をかけられ、周りを見渡すと既に隊士たちは居らず、外に行っていることに気がついた。





/ 1147ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp