第18章 刀鍛冶の里-終結
これには不死川だけでなく、伊黒も口を挟む。
伊「関係ないとはどういう事だ。
貴様には柱としての自覚が足りぬ。
それとも何か??自分だけ早々に鍛錬を始めるつもりなのか。会議にも参加せず。」
──ザッ
甘「あっ…。」
伊黒からの指摘にも答えずその場を立ち去ろうとする冨岡を甘露寺が心配そうに見つめる。
不「テメェ、待ちやがれェ。」
不死川は声を張り上げ、冨岡を睨みつける。
『不死川さん、落ち着いてください。』
杏は慌てて不死川を宥めようと前に出る。
そんな中、しのぶが皆の意見を代弁するように冨岡を注意する。
し「冨岡さん、理由を説明してください。さすがに言葉が足りませんよ。」
冨「……。
俺は、お前たちとは違う。」
不「気に喰わねぇぜ…。
前にも同じこと言ったなァ冨岡。
俺たちを見下してんのかァ??」
この言葉には杏の静止もあり、我慢していた不死川も思わず立ち上がる。
そんな不死川を甘露寺が慌てて止めに入る。
甘「けっ、喧嘩は駄目だよっ。冷静に…。」
『不死川さん、お気持ちはわかりますが冷静になってください。』