第18章 刀鍛冶の里-終結
あまね様がそう述べると輝利哉様が手記を読み上げる。
輝「始まりの呼吸の剣士の手記にそのような文言がありました。」
そして、再びあまね様が口を開く。
あ「今、この世代で最初に痣が現れた方。柱の階級ではありませんでしたが、竈門炭治郎様。彼が最初の痣の者。
ですが、御本人にもはっきりと痣の発現の方法が分からない様子でしたのでひとまず置いておきましたが、この度それに続いて柱の御二人が覚醒された。御教示願います。甘露寺様、時透様。」
甘「はっ、はい!!」
甘(あまね様素敵…。)
あまね様に指名され、甘露寺は元気に返事をする。
落ち着いたあまね様のご様子に興味津々のようである。
甘「あの時はですね!!
確かに凄く身体が軽かったです!!
えーっと、えーっと、ぐあああ~~って来ました!!グッてしてぐぁーって!!心臓とかばくんばくんして耳もキーンてしてメキメキメキィッて!!」
この勢いのいい説明を聞いた大半がぽかんと甘露寺を見つめる。
伊「……。」
伊黒はそんな甘露寺を見て頭を抱え、これ以上見てられないと言った表情を浮かべる。
そんな周りの反応に気づいたら甘露寺はその場で丸くなった。