• テキストサイズ

【鬼滅の刃】復讐の血桜 

第17章 刀鍛冶の里-強襲



そこには陽の光のなか、先程までのように焼かれず、立っている愛おしい妹の姿があった。


炭「……、…!!」


驚きのあまり言葉を失い、流れていた涙がとまる。


禰「お、お、おはよう。」


辿々しいながらも言葉を話す禰豆子。


炭治郎は震える手で禰豆子に触れる。


炭「禰豆子…よかった。大丈夫か??
お前……人間に…。」


禰「よ、よかった。だい…だいじょうぶ。よかったねぇ、ねぇ。」


笑いながら喋る禰豆子。


炭(喋ってる…!!だけど目も牙もそのままだ……。人間に戻ったわけじゃない…。)


鍛「2人共ありがとうなぁ。俺たちのために……。禰豆子ちゃん死んでたら申し訳が立たなかったぜ。」


刀鍛冶の感謝の言葉に、漸く実感が湧いてきたのか再び涙が溢れる炭治郎。


炭「いや…ほんとに、よかった。
ち、塵になって消えたりしなくて、」


そこまで言って炭治郎はガシィ、と禰豆子を思い切り抱きしめた。


炭「うわああああ!!よかった…!!
よかったああ!! 
禰豆子無事でよかったああ!!」


禰「よかったねぇ。」


禰豆子も笑顔で抱きしめ返す。


助けられた刀鍛冶たちもうんうん、ともらい泣きしている。




/ 1147ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp