第4章 柱合裁判
お「皆の報告にあるように、鬼の被害はこれまで以上に増えている。
人々の暮らしがかつてないほど脅かされているということだね。
鬼殺隊員も増やさなければいけないが、皆の意見を。」
不「隊士の質が信じられないほど落ちている。
ほとんど使えない。」
不死川がまず話し始める。
不「まず、育ての目が節穴だ。使えるやつか使えないやつかくらいはわかるもんだろ。」
宇「昼間のガキはなかなか使えそうだがなぁ。不死川に派手な一撃をいれていたし、見込みがある。」
不「チッ。」
続いて、宇髄が面白そうに不死川をからかうように話し、不死川は舌打ちをする。
し「人が増えれば増えるほど、制御統一は難しくなっていくものです。
…今は随分、時代も様変わりしていますし。」
そんな2人とは違い、静かに話し始めるしのぶ。
悲「愛する者を惨殺され入隊した者、代々鬼狩りをしている優れた血統の者以外にそれらの者たちと並ぶ、もしくはそれ以上の覚悟と気迫で結果を残すことを求めるのは残酷だ。」
悲鳴嶼もしのぶに続き、冷静に話す。