• テキストサイズ

【鬼滅の刃】復讐の血桜 

第17章 刀鍛冶の里-強襲



玉(ヒョヒョッ。遅い!!)


──フォ


殴り付けた瞬間、再び時透の姿が消える。


玉(何だ!?何故消える!?どういうことだ!?奴はどこへ行った!?)


確かに、時透がいるところを殴りつけているはずなのに、玉壺の攻撃は無一郎に掠りもしない。


この状況には、さすがの玉壺も焦りを募らせる。


玉(これではまるで、まるで、
霞に巻かれているような…。)


──フォ


背後に気配を感じ、すかさず拳を振るう玉壺。


──ブン


しかし、それも空を切る。


そのとき、時透が口を開いた。


時「ねぇ、君は、君はさ、なんで“自分だけが本気じゃない”と思ったの??」


──ヒュッ


玉壺のすぐ隣を時透が通る気配がした。


それと同時に、玉壺の視界が反転する。


玉(何だ??何だ??天地が逆だ。
何が起きてる。感覚が消えた。)


そんな玉壺の目にやっと映る逆さの時透の姿。


玉(あの餓鬼、やっと姿を見せた。早くカタをつけて無惨様に報告せねば…。)


そう考える玉壺へ時透が話しかける。


時「お終いだね。さようなら。お前はもう二度と生まれてこなくていいからね。」




/ 1238ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp