• テキストサイズ

【鬼滅の刃】復讐の血桜 

第16章 刀鍛冶の里



頬をあかく染め、俯きながら話す。


『好きな人いるんでしょ、って…。』


サ「オ姉サン達トハ気ガ合イソウダワ。」


杏はもごもごと小さな声で話すが、サクラは楽しそうに笑っている。


『あと…ぼやぼやしてたら誰かに盗られちゃうわよって言われたわ。』


サ「ソレハ確カニソウネ。顔ハ怖イケド、柱ダモノ。人気ハアルデショウネ〜。」


『…やっぱりそうなのかしら。』


サ「ソリャソウヨ〜。助ケテモラッタ娘ナンカハ好キニナルンジャナイ??」


『…………そうよね。』


うーん、と唸り、考え込む杏。


サ「ソンナニ難シク考エナクテモイイノヨ??
好キナラ好キデイイジャナイ。」


『…でも、不死川さんが受け入れてくださるかしら。色恋なんかに現を抜かして…だらしないと思われないかしら。』


サ「ドウシテソウ思ウノ??」


『だって…今まで私はそんなの興味ないって言ってきたのよ??それを急に…、それに不死川さんは本当に色恋に興味なんてないと思うのよ…。』


はぁ、と溜息を零す。


サ「恋スル乙女ニナッタワネ〜。」


『なによ、誂ってるの??』


サ「違ウワヨ、ヤット年頃ノ女ノ子ミタイニナッテクレテ嬉シイノヨ。」




/ 1147ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp