• テキストサイズ

【鬼滅の刃】復讐の血桜 

第16章 刀鍛冶の里



しかし、まだ刀からは手を離さないため、炭治郎たち4人は必死に引っ張る。 


尚も、任せろ…、俺に任せろ…、とうわ言のように繰り返す大男。


『何を任せるって言うんですか…!!
そもそもあなた誰です…!?』


柱の中で筋力だけでいえば下からは2番目で腕力に自信がない杏。


プルプルと震えながら声を荒げる。


炭「この人は俺の担当刀鍛冶の鋼鐵塚さんです…!!」


『…え??この人が…あのときの鋼鐵塚さん!?』


なんとか声を絞り出した炭治郎の言葉に間の抜けた声が漏れる杏。


炭治郎が時透に手刀を入れられ、気を失っていて目を覚ます前、杏も鋼鐵塚を見ていた。


杏(え??あのときは普通の体型だったわよね…??)


杏は困惑し、腕の力が緩んでしまった。


その瞬間、


鋼「俺に任せろって言ってるだろうが!!」


『きゃっ、』


祈「ひゃあ、」


音「わっ、」


小「ぶへ、」


炭「うわあああ!!大人のすることじゃない!!」


──ギュルルル


と思い切り振り払われ、全員が地面に転がってしまった。


鉄「少年たちよ。鋼鐵塚さんの急所は脇です。
ここを狙うのです。」


鋼「ひゃひゃひゃひゃひゃ…」




/ 1147ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp