• テキストサイズ

【鬼滅の刃】復讐の血桜 

第16章 刀鍛冶の里



炭「鋼鐵塚さんいた??」


小「えっ、」


炭「今ここにいなかった??」


小「いえ、いなかったですよ〜。」


炭治郎からの勢いのいい問いかけになんとかとぼける小鉄。


杏(嘘が下手なのね…。まぁ、炭治郎くんのことだから匂いで嘘かどうかわかるでしょうけど。)


杏はそんな小鉄に苦笑いをこぼす。しかし、


炭「そうか、気のせいか…。」


『え??』


炭治郎の言葉に杏は思わず声を漏らす。


炭「え??あれ、杏さんいらしたんですね!!」


『…えぇ。君と無一郎くんが揉めたって聞いてね。』


杏はふふっ、と微笑んでみせる。


炭「そ、それは…!!」


杏(匂いを嗅ぎ分けられてない…??どうして…)


と考えていたとき、鼻腔の奥を強めの温泉の匂いが掠めた。


杏(…強すぎる温泉の匂いね。私でこれだけなのだから炭治郎くんにはきつそうね。)


ふむ、とそう自分を納得させていると、炭治郎はワタワタと慌てていた。


炭「えっと、その…」


しどろもどろになっている炭治郎。


目も泳ぎまくっている。


『大丈夫ですよ。
事情はこの子たちから聞きました。』


炭「あ、そうなんですね。」




/ 1147ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp