第4章 柱合裁判
けれど、柱達からの手厳しい意見はなくならない。
不「…切腹するから何だと言うのだ。
死にたいなら勝手に死に腐れよ。
何の保証にもなりはしません。」
煉「不死川の言う通りです。
人を喰い殺せば取り返しがつかない!!
殺された人は戻らない!」
お館様は静かに頷く。
お「確かにそうだね。人を襲わないと言う保証ができない、証明ができない。ただ、人を襲うと言うこともまた、証明ができない。」
不「!!」
お「禰豆子が2年以上もの間人を喰わずにいるという事実があり、禰豆子のために3人の命が懸けられている。これを否定するためには、否定する側もそれ以上のものを差し出さなくてはならない。」
不「…っ」
煉「…むぅ!」
これには流石の柱達も言い返せない。
更にお館様は衝撃的な事実を告げる。
お「それに炭治郎は鬼舞辻と遭遇している。」
その事実を聞いた途端、柱全員に電流が流れた様な衝撃が走った。
「!?」
「そんな、まさか…」
「柱ですら遭遇したことが無いと言うのに…!!」
「こいつが!?」
「どんな姿だった!?能力は!?場所はどこだ!?」