第4章 柱合裁判
宇「ならば俺が派手に頸を斬ってやろう。
誰よりも派手な血飛沫を見せてやるぜ。
もう、派手派手だ‼︎」
──音柱・宇髄 天元
甘(えぇぇ…。こんな可愛い子を殺してしまうなんて。胸が痛むわ、苦しいわ。)
──恋柱・甘露寺 蜜璃
悲「あぁ…。なんというみずぼらしい子供だ、可哀想に。生まれてきたこと自体が可哀想だ。」
──岩柱・悲鳴嶼 行冥
時(何だっけ、あの雲の形。何て言うんだっけ?)
──霞柱・時透 無一郎
悲「殺してやろう。」
煉「うむ。」
宇「そうだな、派手にな。」
禰豆子が殺される、それを悟った炭治郎は、必死に禰豆子の姿を探す。
炭(禰豆子、どこだ!?禰豆子、禰豆子、禰豆子、
善逸、伊之助、村田さん!!)
伊「そんなことより、冨岡はどうするのかね。」
炭「!?」
松の木に登っていた男の人が冨岡を指差す。
伊「拘束もしてない様に俺は頭痛がしてくるんだが。
胡蝶めの話によると隊律違反は冨岡も同じだろう。
どう処分する、どう責任を取らせる。
どんな目にあわせてやろうか。」
──蛇柱・伊黒 小芭内
甘(伊黒さん、相変わらずネチネチしてて蛇みたい。しつこくて素敵‼︎)