• テキストサイズ

【鬼滅の刃】復讐の血桜 

第12章 邂逅



杏(しかし、やはり…宇髄さんがここまでなさるなんて一体何が…。…あ、もしかして。)


ある1つのことを思いつき、小さな声で宇髄に尋ねる。


『…宇髄さん。もしかして雛鶴さんたちに何か…。』


宇「まだ、分からねぇよ。」


『…そうですか。』


杏は宇髄の普段とは違った様子の理由がわかり、納得する。


『…でしたら、祈里さん、音羽さん。宇髄さんのお手伝いをしてきていただいてもよろしいですか??』


祈「え??」


音「杏さま??」


宇「何いってんだ、お前。」


祈里と音羽は驚きのあまり目を見開き、宇髄からは馬鹿にされる。


あまりの言いように眉間に皺を寄せる杏。


『女性が必要な任務に炭治郎くんたちだけでは心配だからですよ。』


祈「しかし、杏さまをお一人にするわけにはいきません。」


音「そうです。私たちは杏さまの護衛役なのですから。」


祈里と音羽も抗議の声をあげる。


『不死川さんとの合同任務ですし、大丈夫ですよ。不死川さんにここまで来てもらうように頼みますし。』


笑顔で自分は大丈夫だと微笑む。


祈「そう、ですね。風柱さまがご一緒なら…。」


音「必ず1人にはならないでくださいね。」



/ 1147ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp