• テキストサイズ

【鬼滅の刃】復讐の血桜 

第12章 邂逅



明らかに苛々した様子の宇髄。
 

彼は普段から気分屋ではあるが、ここまで苛々して周囲を蔑ろにしたりすることはない。


『何があったかわかりませんが、女性の隊員が必要なら私たちが行きますよ。3人で足ります??』


宇「おっ、いいのか!!」


『えぇ。その代わり、この子たちに手を出さないでくださいよ。』


はぁ、と息を吐く杏。


宇「じゃ、早速行くか!!」


『はいはい。』


息巻く宇髄の後について任務へ向かおうとすると、空からサクラ、雫、琥珀が飛んできた。


『サクラ。』


腕を上げ、手にとまらせる。


サ「任務ヨ!!風柱ト合同任務!!
至急風柱ト合流セヨ!!」


『…………あら。』


宇「どーすんだよ。」


まさかの至急の任務に驚く杏。


『とりあえず…私は行けないですね。
お館様からの指令ですし…。』


宇「じゃあ、やっぱアイツ連れてくわ。」


『え、ちょっと待って下さい!!』


クルッ、とアオイたちの方を向く宇髄を杏は慌てて止める。


祈里と音羽はバッ、とアオイを守る仕草をみせる。


宇「そこどけ。」


祈「申し訳ありませんが、お断りいたします。」



/ 1147ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp