第11章 護衛役
音「私の鴉も…。」
『では、3羽分準備しましょうか。』
祈.音「「はい!!」」
2人を見てニコッと微笑む。
それぞれが自分の鴉の食事を持ち、居間へ向かう。
祈「あの、サクラ様は普段から胡桃やトウモロコシを食べられてるのですか??」
『ふふっ、サクラに様なんてつけなくて大丈夫ですよ。ねぇ、サクラ??』
サ「エェ!!杏ガ凄イダケデ私ハ違ウワヨ!!」
祈「で、では…サクラは胡桃やトウモロコシが好きなんですか??」
サ「エェ!!特ニ胡桃ガ美味シイワ!!」
祈「そうなんですね…。あ、突然すみません。
私の鴉は胡桃なんて食べさせてあげられたことなくて…。」
音「私もです。」
『そうなんですか??これが食べたいとか
言ったりとかないんですか??』
居間につき、座りながら尋ねる。
祈「はい…。
あまり、希望とかは言ってくれなくて…。」
音「私は…仲良くしたいのですが、あまり…。」
『うーん、サクラは最初からわがままだったわよね。』
サクラの前にお皿を置き、頭を撫でながらクスクスと笑う。
サ「失礼ネ!!
我慢シテタラストレス溜マルノヨ!!」