• テキストサイズ

【鬼滅の刃】復讐の血桜 

第11章 護衛役



杏はカナヲの想いを聞いたことがなかったこともあり、驚きはしたがすぐに優しく微笑む。


カ「何か…ですか??」


不思議そうに尋ねるカナヲ。


『えぇ。何か、心境の変化が起こるようなことでもありましたか??』


杏(カナヲちゃんが自分の想いを言葉にするなんて…しのぶさんに聞かせたかったわ。)


杏の問いかけの意図がわからないのか、えっと…、と困惑しているカナヲ。


ア「カナヲ、あれじゃないの??炭治郎さんの…」


カ「っ……アオイっ///」


アオイが隣からカナヲに耳打ちする。


途端に真っ赤に染まるカナヲの顔。


『あらあら…。これまた珍しいですね。』


カナヲのワタワタとした様子を見てクスクスと笑う杏。


カ「いえ、あの…その…。」


『ふふっ、いいじゃないですか。炭治郎くんでしょう??素直な良い子ですしね。』


カ「っ、桜柱さま…。」


『大丈夫ですよ、しのぶさんには私の口からは伝えませんからね。』


杏に誂われ、慌てた様子のカナヲに優しく微笑みかける。


カ「…あ、ありがとうございます。」


杏(まぁ、しのぶさんなら気づいてそうだけどね。まだ気づいてないにしてもきっとすぐに気づくわ。)


/ 1147ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp