• テキストサイズ

【鬼滅の刃】復讐の血桜 

第10章 番外編 猫



サ「マッタクソンナ風ニハ見エナイワネ。」


『……分かっちゃう??』


サ「モチロン。」


んー、と言いながらサクラの頭を撫でる。


杏(…それにしても、私の枕こんなに硬かったかしら。)


そもそも寝ているのが縁側なことにまだ気づいていない杏。


未だに寝ぼけていて目の前がぼやけている。


自分が頭を載せている枕に手を触れる。


杏(…ん??枕じゃ…ない??)


触れた感覚で枕の布地でないことに気づく。


違和感の原因を考えているうちに段々と冴えてくる頭。


杏(そもそも…なんで外が見えるの??
というか、私の屋敷でもない…。)


パチパチと何度か瞬きをして見える景色を凝視する。


杏(ここどこ…??でも見覚えはある…。)


不「目ェ覚めたかァ。」


『え??』


うーん、と考えていると上から降ってくる声。


その声に思わず顔を上げる。


『…不死川さん??』


不「あァ。」


『え??』


上を見て視界に映る不死川を見てキョトンとする杏。


徐々に寝てしまう前のことを思い出していく。


バッ、と勢いよく起き上がる。


『あの…もしかして…ずっと??』

/ 1147ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp