• テキストサイズ

【鬼滅の刃】復讐の血桜 

第10章 番外編 猫



早口でまくし立てながら物凄いスピードで薬を調合するしのぶ。


杏の方を一切見ておらず、杏も首を傾げる。


『にゃにゃにゃあ??(しのぶさん??)』


し「…え??」


思わず声をかけた杏の口からでた猫の鳴き声に驚くしのぶ。


不「あァ、なんか話せなくなってんだよ。」


驚くしのぶにシラッと杏の言葉について伝える不死川。


し「それでは意思疎通が取れないですね。
しばらく任務はお休みしなくては…。」


顎に手を当て、お館様に文を出そうと紙を用意するしのぶ。


『にゃにゃにゃん!!(それは嫌です!!)』


グッとしのぶに近寄り、少し大きな声で鳴く。


しのぶは顔色を変え、杏からすぐさま距離をとる。


し「うーん、なんて言ってるのかわからないですね…。」


普段通りを装ってはいるが、明らかに顔色が悪いしのぶ。


『にゃにゃにゃあ??にゃにゃにゃんにゃあ??
(しのぶさん??顔色悪いですよ??)』


しのぶの頬に触れようとスッと手を伸ばす杏。


し「ひっ…!!」
 

ガタッと席を立ち、物凄いスピードで後ろへ下がるしのぶ。


『…に??(…え??)』


/ 1147ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp