• テキストサイズ

【鬼滅の刃】復讐の血桜 

第7章 自覚と覚悟



き「今日はお2人とも任務に出ていらっしゃっていて…」


す「アオイさんに相談したいのですが、アオイさんは今、忙しくて…。」


蝶屋敷は鬼殺隊における診療所のようなところだ。


しのぶは3人に隠すことなく鬼のことをすべて教えているため、3人はしのぶのこの言いつけを破ろうと思ったことはない。


何より、3人とも大事な人を鬼に奪われた過去があり、鬼の怖さはよくわかっていた。


シュン、とへこんでいる3人娘を見て、んー、と考える炭治郎。


炭「そうだ!!俺が行ってこよう!!」


き.す.な「え??」


良いことを思いついたと言わんばかりの炭治郎の言葉に3人娘が思わず聞き返す。


炭「ほら、俺なら最悪、鬼に追いかけられても逃げられるし大丈夫だよ。」


き「でもっ!!」


す.な「危ないですよ!!」


軽く大丈夫だと言う炭治郎を必死に止める3人娘。


炭「大丈夫、大丈夫。
あ、買ってくるものはその紙に??」


き「は、はい!!って、え??」


きよの手元を覗き込み、握られていた紙を指差す炭治郎。


きよの返事を聞き、ヒョイ、とその紙をきよの手から取り、玄関の方へ向かって走り出した。




/ 1147ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp