第7章 自覚と覚悟
in 蝶屋敷
な「もう夜だよ。」
き「しのぶさまは??」
す「しのぶさまもカナヲさまも今日は任務だよ。」
な「アオイさんも重症の隊士さんの治療で今は声かけられないよ。」
き「どうしよう…。」
きよ、すみ、なほの3人娘が集まって話し合っていた。
そこに…
炭「どうしたんだ??」
き.す.な「炭治郎さん!!」
鍛錬が終わり、病室に戻っていた炭治郎がやってきた。
な「鍛錬は終わったのですか??」
き「全集中常中はいかがですか??」
炭「あぁ。全集中常中はまだまだだよ。」
はは、と苦笑いを浮かべる炭治郎。
炭「それで何かあったのか??
何だか困っているみたいだけど…。」
クンクンの鼻を動かしながら炭治郎が再び3人娘に尋ねる。
な「その、実は…」
き「明日、朝から必要なものを今日中に買いに行かなければいけなかったのですが…」
す「忘れてしまっていて…。」
もじもじしながら答える3人娘。
炭「そうだったのか。確かに今からは遅いし、やめたほうがいい。しのぶさんたちは??」
な「はい。しのぶさまからも、夜出かけるときはしのぶさまかカナヲさまと一緒に行くように言われていたのですが…。」