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【鬼滅の刃】復讐の血桜 

第2章 甘味処〈さくら〉



も「いらっしゃいませ。よかったら少し、休憩していきませんか??」


店の外の野次馬をターゲットに決め、勧誘するもみじ。


2人の歌にすでに心を奪われていた野次馬の大部分が店になだれ込んでくる。


も「ゆり姉さん!!さくらもちとおはぎ、4つずつお願いします!!」


『ゆり姉さん!!あんみつ3つはいりました!!』


ゆ「はーい。」


つ「お会計はこちらになります。」


歌う前とは比べ物にならないほど忙しくなる4姉妹。


4人とも常に動き回っており、常連さんともあまり会話ができないほど忙しかった。


そんななか、野次馬から店に入ってきたお客さんのうちの1人がずっと下を向いていた。


そのことに気づいた杏はそのお客さんのところへ駆け寄る。


『ご注文はお決まりでしょうか??』


客「……。」


『あの…。どうかなさいましたか??』


様子がおかしいことに気づき、体調でも悪いのかと思い顔を覗き込む。


すると、


客「万世極楽教にご興味はございませんか??」


『…万世…極楽教…??』


突如、顔を上げたかと思えば聞き馴染みのない単語がでてきて思わず聞き返す杏。


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