• テキストサイズ

【鬼滅の刃】復讐の血桜 

第42章 集結する力



そんな彼女の元へ、伊黒が慌てて駆け寄る。


とてつもない無惨の攻撃。


これには悲鳴嶼も我が感覚を疑った。


悲(何だあの技は!?甘露寺は攻撃を避けたはず…!!)


そんな中、今度は瀕死の甘露寺と伊黒目掛け、無惨の攻撃が向けられた。


──カヒュッ


けれど、そんな事を彼等がさせない。


──ガガガガッ


悲鳴嶼、不死川、冨岡、杏の4人が無惨の攻撃を技で受け止め、その隙に伊黒は甘露寺を抱えて一旦その場から離脱した。


戦闘範囲から少し離れた場所で、他の治療に当たっていた鬼殺隊員へ甘露寺を預けた。


伊「手当てを頼む。」


「はい。」


甘露寺の怪我に青ざめる鬼殺隊員へ、伊黒は所持していたとある紙を彼に渡した。


伊黒「胡蝶…か、この紙を持ってるつり目の隊員を探せ。愈史郎という。側に医者がいる。」


治療しなくては甘露寺は助からない。


それ程の大怪我を負ってしまった彼女。


それでも甘露寺まだ立ちあがろうとしていた。、


甘「待って…私、まだ戦える…。今度は足を引っ張らないようにするから…。」


彼女の覚悟が痛いほど分かる伊黒は首を横に振る。


/ 1202ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp