第42章 集結する力
無惨との戦いは、縁壱に生まれて始めて背筋がひやりの感じさせるほどの衝撃を与えた。
無惨には心臓が7つ、脳が5つあった。
この瞬間──…縁壱の剣技の型が完成した。
その型で無惨を斬り裂いた縁壱。
斬られた無惨は再生が出来ないことに困惑し、そして怒りに震えた。
もう一振──…縁壱が止めを刺そうと歩み寄った途端。
無惨の体は勢いよく弾け、肉の塊が千八百に散らばった。
無惨との戦いは、縁壱に生まれて始めて背筋がひやりの感じさせるほどの衝撃を与えた。
無惨には心臓が7つ、脳が5つあった。
この瞬間──…縁壱の剣技の型が完成した。
その型で無惨を斬り裂いた縁壱。
斬られた無惨は再生が出来ないことに困惑し、そして怒りに震えた。
もう一振──…縁壱が止めを刺そうと歩み寄った途端。
無惨の体は勢いよく弾け、肉の塊が千八百に散らばった。
父を亡くし、6つで当主となったばかりのお館様がその騒動を鎮めてくれたが、縁壱は鬼殺隊からの脱退を余儀無くされてしまった。
一通りの話を聞き、それでもなお自分がしくじってしまったと責める縁壱に、炭治郎は言葉を掛ける事が出来なかった。
ただ、この人の心が救われることを願うことしか出来なかった。
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