第6章 蝶屋敷
善「黙って聞け、いいか!?
女の子に触れるんだぞ、体揉んでもらえて!!
湯飲みで遊んでる時は手を!!
鬼ごっこの時は体触れるだろうがァァァ!!」
よく聞かずともひどい内容だ。
杏(機能回復訓練をそんなふうに捉えてた人今まで見たことないわね。)
もはや少し感心してしまう。
しかし、
善「女の子1人につき、おっぱい2つ、お尻2つ、太もも2つついてんだよ!!
すれ違えばいい匂いするし、見てるだけでも楽しいじゃろがい!!」
『………。』
外で喚いている者のこの言葉を聞いた瞬間、杏はもちろん、アオイ、きよ、すみ、なほやカナヲまでもが眉をひそめた。
そんなこととはつゆ知らず、外ではまだまだ大騒ぎしている。
善「幸せ!!うわぁぁぁ幸せ!!」
伊「訳わかんねぇコト言ってんじゃネーヨ!!
自分より体小さい奴に負けると、心折れるんダヨ!」
善「やだ可哀想!!
伊之助、女の子と仲良くしたこと無いんだろ!!
山育ちだもんね、遅れてるはずだわ!!
あー、可哀想!!」
伊「はああ゙ーーん!?
俺は子供の雌踏んだことあるもんね!!」
善「最低だよそれは!!」