• テキストサイズ

【鬼滅の刃】復讐の血桜 

第36章 兄の願い



上弦の壱…黒死牟と時透の戦闘が始まっていた頃。


杏と不死川は雑魚鬼たちを粗方斬り尽くしていた。


『辺りに鬼の気配が殆どなくなりましたね。』


不「あァ。これだけ減らしときゃ遭遇する奴も減るだろうな。」


『そうですね。』


そう話しながら辺りを見渡す2人。


雑魚鬼はかなりの数を斬っていたが、肝心の鬼舞辻無惨や上弦の鬼を見つけることができずにいた。


こうしている間にも鬼舞辻無惨が薬を分解し、回復しているかと思うと焦りが募っていく。


『これからどうしま…っ!?』


不「っ!!」


これからの方針を話し合おうと杏が口を開いたそのとき。


2人はある気配を察知した。


杏(この気配は上弦の鬼…!!なんで急に…誰かが闘い始めたの??)


2人で目を見合わせると、ほぼ同時に気配のする方へと走り出す。


不「上弦だなァ。」


『えぇ。しかも、此奴の気配はあの童磨よりも寒気がします。』


不「となれば、壱かァ!!」


『恐らく…そしてもう戦闘は始まっていると思います。』


そんな会話をしながら全走力で走る2人。


杏(誰が何人で戦っているのかしら。お願いだから誰も死なないで。)


/ 1147ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp