第5章 fast friendship~ivy~
「菜緒ちゃん。本当菜緒ちゃんなんだ。会えて本当嬉しいよ!きっとかっちゃんも菜緒ちゃんがいること伝えたらきっと喜ぶだろうし」
『あっかつきもいるんだー!なんか前より捻くれてそうだけどなー』
「菜緒ちゃんの前ならまた昔のかっちゃんに戻ると思うよ!そーなったらかっちゃんに伝えないと」
そんな風に話してると
ガヤガヤと他のクラスの人たちが歩いてきた
それに気づいた菜緒はハッとして
『ごめん!!いずくもっと話したいのは本当だけど私もういかなきゃ!!めがね!あった!
いずく,携帯今ある⁉』
「あるけど今両手使えなくてぽっけに入っているんだ」
『ごめん,とるね!』
「えぇぇ⁉」
『これ私の連絡先!電話して!後,学校では知らないふりして,詳しくは後々話すからじゃ!!』
そう言って去っていった菜緒ちゃんはまた眼鏡をかけ,こっちに向かってくる人たちにバレないように帰っていった。
「かわらないな。さぁ僕も帰ろう。その前に荷物とらないと」
「かっちゃんは帰ってからも話せなさそうだし。どうしようかな。とりあえずは菜緒ちゃんに聞いてからか」
そういって緑谷は帰っていった。