第1章 encounter~geranium~*
今日はやけに賑やかだなぁー
女はいつもより賑やかな周りを見ながら踊っていた
すると
「あーさっきのオネェさんだぁー!ねー、俺と遊んでよー」
さっきの男が抱きついてきた
(ちっしくった。)
『他の女の子のとこ行っておいでよ』
「お姉さんがいいなー。ねっホテル行こう♪俺わりと上手だよ」
男は耳元で囁いて女の腰に手を回してきた。
(はぁーどうしようかねー。ホテルは私は少し痛いだけだけどいいけど、あんたの息子は機能しなくなるんだけどなぁー)
女は別にSEX自体抵抗というか普通の女子よりどうでもいい行為と思っているが
できない理由があったためどうこの状況を解決しようかなと思っていた。
その頃
相澤はこの騒がしい感じの中1人大人しく酒を飲んでた
この騒がしいのにしては酒は旨いな
相澤はそー思いながら
最初に決めたていた一杯をだけ飲んで帰ることを決めたが
急いで呑むには勿体なくゆっくり飲んでた
このバーテンダー他の店で働いてないのかと
思いながらその酒坂をみていた
それに気づいた酒坂は
「なにか、私にようですか?」と声をかけた
相澤は素直に
「いや、あんたの酒が美味しかったから、こういうとこじゃなくて、もっとゆっくり静かな所ならもっと飲みたい思ってな」
「それならここはどうですか?」
と酒坂は一枚の名刺を渡した
そこにはBAR Anemoneと書いてあった
「人手が足りない時とか、用事でここでたまに働いてるだけで基本はそこで働いてます。そこでは静かに呑めますよ。」
「助かる。ありがとう。」
「いえ、私はお客さんが増えるのは嬉しいですからね。」
相澤はめんどくさいとこにきたと思ったがいい収穫があって、口角が少しあがった。
酒坂は「けど、うるさいのが嫌いそうに見えますが、どうして、ここに?」
「あー、あれに連れてこられた。」
「プレゼントマイクに?て事は貴方もヒーローなんですがか?」
「一応な。あいつほど有名じゃないけどな。それじゃー美味しかった。今度はここに、いくよ。」
そー言って相澤は席を立ち出口に向かっていった。
髪もボサボサで、上下黒の服に、髭も手入れしてないのにヒーローなのか
プレゼントマイクと友人なら凄いヒーローなんだろうけどな
どんな、ヒーローなんだろう
まぁ今度Anemoneに来たときにでも聞こう
そう思い酒坂は楽しみが増えた日になったと思った