第25章 don't stand~phalaenopsis~**
菜緒は自ずから望んでやった事を告げ、今まで不安だった事を声を震わせながら伝えた
『ずっと・・・くっついても・・・2人になっても・・・何もないし・・・私ずっとあの人達の玩具だったから・・・やっぱり嫌ですか』
菜緒は言い切ったかのように押し黙った
すると相澤が
「はぁ〜こっちの気も知らないで」
『つっ!』
菜緒はやっぱり不安に思ってた事は本当なんだと思い落ち込んだその時だった
相澤が急に菜緒がお腹に回した両手を菜緒の方は向くのと同時に奪った
そのまま菜緒を壁に押しやり、両手を片手で上に固定し
驚いて動けない菜緒の顔をもう片方の手で自分の方へ向け
噛みつくようなキスをした
舌も何もかも絡みつくように
『っつ!!ふぅはぁ、あっん、はぁあっ』
菜緒は勢いに流されたそのまま相澤にされるがまま貪られた
糸を引きながらようやく唇を離し
菜緒は息が上気したようになりながら
『はぁはぁ・・・消太さん』
声を変えた
「言っておくが俺は我慢してたんだから、今日どうなっても怒るなよ」
そう言うと相澤は菜緒の掴んでいた両手を離し、今度は腰とお尻を持ったと思うと菜緒を抱っこした
菜緒も驚き
『なっ、なにするんですか』
そう言って相澤は菜緒をベットへ落として菜緒に乗り掛かった
「言っておくがお前を汚いたら思ったことは一度もない」
そう言って相澤は菜緒の両手を再び片手で固定し菜緒の首元に近寄り舐めながらも話し続けた
『んっ!!』
「お前を玩具として扱われたのも俺が全部忘れるくらいに愛してやりたいとら思ってるくらいだ」
『あっはぁん』
相澤の空いている片手は菜緒の胸元にいき洋服の上から触り始めた
「けど、この行為をしたらあいつらと同じことをしているようだと思ったし、お前にとってこれは、愛し合う行為とは思ってないんじゃないのかと思ってた」
『ぁあ、しょったさん、あっはぁん』
「だからこそ、我慢してたのにお前はこうやって誘ってきた」
胸を揉み、首筋から鎖骨をなぞるように舐め吸いしてたのをやめたら相澤は菜緒をみた
『はぁはぁしょう、た、さん』
「言っとくが、誘ったのはお前だぞ菜緒。いいな」