第25章 don't stand~phalaenopsis~**
菜緒たちは寮につき解散となり
寝たえりを連れた菜緒と相澤はえりをミッドナイトの部屋に預けに来ていた
「ミッドナイトさんすみません。お願いします」
「いいのよ。気にしないで。たまには2人でゆっくりしなさい」
『ありがとうございます』
「いいのよ。今日はゆっくり楽しんで」
ミッドナイトはそっと菜緒にそっとウィンクをした
相澤と菜緒は漸く2人きりになり
「明日も休みだ。今日は俺の家でゆっくりするか」
相澤が突然そう言った
『えっでもえりちゃんが』
「さっきミッドナイトさんが明日もみとくからたまには家に帰って2人でゆっくりしろって言われた。確かに朝になったらえりちゃん俺らの所来るだろうしな。たまには2人でゆっくり寝るのもいいだろ」
『そうですね』
そう言って2人は相澤の家に行く準備をした
菜緒の心はそれでも
寝るだけか
と思いながらそっとカバンの中にミッドナイトから貰ったものを中身は確認してないもののそっと入れた
「準備できたか?」
『はい』
「そろそろ,菜緒とえりちゃんの荷物も俺の家に置いといてもいいかもな。これからも何回か帰ることもあるだろうし」
『そうですね。荷物の持ち運び考えるといいかもしれませんね』
「今度また,ある程度荷物そろえるか」
『きっとえりちゃん喜びますね』
「そうだといいけどな」
そう言いながら二人はタクシーに乗って相澤の家を目指した。
「今日は疲れたしテキトーにご飯買ってから食べるか」
『いいですよ。それくらいなら作りますよ私』
「疲れてないか?」
『大丈夫です』
といって菜緒と相澤は途中で食材を買って帰った。
『すぐ作りますね』
「あぁ。今日は疲れたし浸かるだろ。風呂洗って入れてくる」
『ありがとうございます』
2人で役割分担し家事を済ませた。