• テキストサイズ

PHALAENOPSIS【ヒロアカ】

第24章 amusementpark~erica~*


「ありがとう。マフラーか」
『なんか似合いそうだから』
「なんだそれ。捕縛布で連想したのか?」
菜緒はコクと頷いた
「大切にする。ありがとう」
相澤は菜緒の頭をそっと撫でた
「菜緒」
頭を撫でていた手をそっと菜緒脇下に入れ菜緒を抱えるようにして相澤の膝上に跨らせた
『なんですか』
「目瞑ってもう少し俺の方へ来い」
菜緒は訳もわからないという顔をしながら顔を寄せると
右耳ひんやりとした感触があった
『え?ピアス?』
「あぁ、俺からの誕生日プレゼントだ。元々ピアス開けてたの知ってたからな。
後・・・・今日の恰好見とれた。綺麗だったぞ。」
菜緒の右耳にはシルバーの小ぶりのピアスがはめられて,今更ながらに今日の恰好を褒めた
『/////ありがとうございます。けどなんで右耳だけなんですか?』
そう言って菜緒はわらった。
「守られる人って意味らしいんだ」
『え?』
「俺はこれからも菜緒を守りたい。その思いも込めてだ」
『そんな。私は全然たいした理由じゃないのに』
「あぁ、でも考えてくれた。それだけで充分だ」
『大事にします』
菜緒は涙目になりながらそう言った
「そうしてくれ。気にはなっていたがピアスいつからだ」
『え~と。酒坂の真似して開けたから14歳の時ですかね』
「お前の親父はいらん事ばかり教えてるな」
『えへへ。消太さんは開けてないですか?』
「ん」
相澤は左耳を見せるようにして髪をかき上げた
『あっ一緒だ』
「プライベートの時しか俺はつけないがこういうのも悪くないだろ」
菜緒とは反対の耳におそろいのシルバーのピアスをつけていた
『消太さんもピアス開けてたんですね』
「昔な,開けたが全くつけないから意味ないと思ってたが案外よかったこともあったな」
/ 349ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp