第23章 I want to tell~ Katakuri〜*
菜緒を抱えた相澤は菜緒の部屋の電気を消し,外の廊下を見渡して誰もいない事確認したら,すぐに相澤の部屋に連れてきた
『ちょっと何するんですか』
「俺をからかおうとした罰」
『いつも私をからかうんだからたまにはいいじゃないですか』
「ダメ」
そう言って相澤は菜緒をベッドにおろした
『/////』
顔を真っ赤にして菜緒は相澤を見たが
「何考えてるか知らんが寝るぞ」
鼻で笑い,相澤も菜緒の隣に横たわった
『/////何も考えていません!ていうか,夜私の部屋にえりちゃん来たらどうするんですか⁉』
「眠れなかったら俺の部屋に来るようにと言ってある」
『罰とかなしで寝るつもりだったんじゃないですか⁉』
「別にいいだろ。付き合ってるんだし。ほら寝るぞ」
そう言って相澤は菜緒を抱き寄せ唇に触れるだけのキスをした
『/////』
「ふっ顔が真っ赤だな。何回目だよ」
『わかりません』
「最初は数えていたのにか」
『まだ数回だったからです!!』
「そうか。そんなにしたか」
『隙あればしてくるじゃないですか』
「そうか?」
『そうです』
「いいだろ」
そう言って相澤はもう一度菜緒の唇に深く振れた
『ふっ,はぁぁ,あっんん,あっ』
相澤は抱き寄せた手で菜緒の背中をなぞるようにさわり
『あぁっ』
と菜緒の感じる声で
やばいと
感じたみたいにそっと背中に入れた手を引っこ抜き,再度菜緒を抱き寄せ「寝るぞ」
とだけ言って寝た
菜緒はというと
自分は不感症で濡れないと思ってたのに,相澤に触られるだけで下腹がうずうずした感じになり,若干下着に滑りを感じ驚いていた
それと同時に何故相澤が途中で辞めたのかという不安になった瞬間になった