第20章 outbreak of war~achillea~
その頃相澤たちはというと
菜緒の言ってた通りチームアップを依頼で呼ばれていた
「我々ナイトアイ事務所は約2週間程前から死穢八斎會という指定敵・・・」
ナイトアイを中心に死穢八斎會がヴィラン連合と接触を図ったこと
えりを使って個性を消滅する薬を売りさばいていること
そしてその子の救出についてどこにいるか探すためのチームアップを要請だった
「あと一つ死穢八斎會を調べる中で出てきたのがありました。そこと関わっている人物が一人出てきました。名前は哲学直人。日本の国会議員を務めている物です。詳しく調べていくとどうやら違法ドラッグギリギリの薬の売買,他死穢八斎會で作っているドラッグの取引を行っていることがわかりました。その間をとっているのが恐らく娘の魅知菜緒という人物だと思われます」
「え・・・菜緒ちゃん」
「菜緒ちゃ・・ん」
「おい,嘘だろ」
「・・・ケロ」
緑谷,麗日,切島,蛙吹は驚いてた
林間合宿では同じ時間を共有し,同じ学校の友達だと思っていたから
「魅知菜緒は現在雄英の生徒,普通科で在籍しているが,学校には行っておらず死穢八斎會の治崎と行動を共にしている様子です」
「おいおいおい,雄英の生徒ってどういうことだよ。なぁイレイザーヘッドよ。お前の学校の生徒じゃねぇか?」
他のヒーローが相澤に聞いてきた
「・・・はぁ。それは訂正も踏まえて,こちらで説明しますが,その前にうちの学生の退出をお願いします」
相澤は菜緒の話を行う覚悟はあるが内容はいいものじゃない。
緑谷は幼馴染とも言っていた。爆豪は少なからず情報を得ていたようだが,緑谷は知らないだろう,知ったら自分を追い込むのではないのかとも考えた
「おい!イレイザーヘッド,この子らもここに来たら一人のヒーローや。一緒にきかせてええんちゃうか」
「・・・」
ファットガムが退出を止めようとするも相澤は納得していない様子だ