第14章 work experience~thundersonia**
「同意なしで採血したのもあり,医師も彼女には言わず,保須の警察に伝えそれがうちの学校とつながりのある塚内君に伝えたらしいんです。データは勿論塚内君から送ってもらうようにしました。塚内君も出どころを調べようとしたんですが・・・・その・・・」
「上から圧がかかったんだね」
「・・・みたいです」
「・・・イレイザーヘッドとリカバリーガールを呼ぼうかな」
「え?何故その二人を」
「二人には元々魅知菜緒について色々気になる点があって調べてもらってるんだ。話はそこからだね」
それから,相澤,リカバリーガールが来てオールマイトが知った内容を伝えた。
「「・・・」」
〖バキッ〗
「(ㇶィ相澤君がものすごい怒ってる!!コップヒビはいった!)・・・・」
「怒ってもどうにもならないよイレイザーヘッド」
「どうにも,大きな問題になりそうだね。薬もだけど,どうして魅知君はそれを摂取したのか,もしくは,させられたのか。謎がどんどん深まるね。これは彼女の周りも行動が恐る恐るなことが理解できる」
「どうにでもして見つけるしかありませんよ。あの子の個性を」
「そうだね。もうあの子が匿ってやりたいけどそれもできないのかね」
「・・・難しいだろうね。おそらく,彼女一人の問題ならおそらく彼女は自分で行動できると考えている。けどなにかしら彼女の周りが巻き込まれている気がする。その一番は母親だね。母親を一度見に行きたいけど,そこにも監視のように医者がいる。どうにもバレたら危なそうだ」
「問題が多すぎるね」
「とりあえず個性を探ろう!今度の期末試験を使って探ってみよう!」
「そうですね」
そう言って4人は解散した
相澤は一人で
「くそ!!」
と叫んでいた
(何がヒーローだ。助けるって言って何もしてやれてねぇじゃねぇか)
何もできない自分に不甲斐なさを感じ
解決するまで菜緒に連絡とらない事を決意し一刻も早く解決するように試みたのだった