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PHALAENOPSIS【ヒロアカ】

第13章 past love~anemone~


そこには柚香の涙か字が所々ぼやけているが俺への謝罪と会いたい,大好きって言葉で埋め尽くされていた
「お,れ本当に何やってんだ」
何も何もしてやれなかった。柚香が辛い時に
気付いてもやれなかった
何が幸せにするだよ
何が家庭だよ
何が子供だ
俺は何一つ柚香にしてあげれなかった
何一つ気付いて上げれなかった
「ゆか,お前ともう一度会いてぇよ」
柚香は今話すこともも動くこともない
どうしようもないんだ
何も俺は・・・・
そんな時だった
着信音がした
そこには居酒の名前が乗っていた
「なんだよ。仕事は休ませねぇぞ」
居酒はよく,彼女と離れなくなく仕事前とかに休ませろとか言って電話してきたためいつもの電話かと思い出たが
「違いますよ~。それに今日は沙織は菜緒ちゃんと遊ぶって言ってたでしょう。あっその菜緒ちゃんのことで電話したんですよ」
「なんだ?」
「菜緒ちゃん,そこにいませんか?沙織から連絡があって待ち合わせ時間過ぎてるのに来ないし,連絡もないらしいんですよ」
「は?それなら,すでにさっき沙織ちゃんと遊ぶとか言って家出たぞ」
「えぇ~待ち合わせ場所間違えたのかなぁ」
「俺からも菜緒に連絡してみる。また連絡する」
そう言って電話をきり菜緒に電話をかけるも一向に出る気配がしねぇ
もう一度居酒に電話し
「電話でねぇ,俺も一回その待ち合わせ場所らへんで歩いてないか確認してみるわ」
「わかりました。俺も沙織一人でそこに留まらせるのもあれ何でそこに向かいます」
そう言って外に出て菜緒が歩いて向かうだろう道順をたどって歩いてみると
少し人通りが少ない道に差し掛かったその時,なにかが落ちているの見つけた
菜緒の出かけたときに持っていたバックだった
「嘘だろ」
俺はあたりを見渡すも人ひとりそこにはいない
丁度家から出てきたあろう人に菜緒の風貌を説明するもわからないといった
もしかしたら,追いかけられてどこかにいるのかもと思い近くの公園をさがしまくったその時居酒からの電話だった
「もしもーし酒坂さん菜緒ちゃんいました?」
「いない」
「え?」
「バックしかなかった」
「え・・それっても・・「どこにも探してもいねぇんだよ!!!」
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