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PHALAENOPSIS【ヒロアカ】

第12章 next day〜peacock~


『お母さん、そしたらまた来るね!』
菜緒は母親の病院に来ていた
いつものように最近の出来事を話し、花瓶に新しい花を入れ替え、病室を出て冷の所へ向かった。
トントン
「はーい」
『冷さーん。やっほー!』
返事があったため入るとそこにはつい最近爆豪と戦った男がいた
『あっ紅白男?』
「紅白男?」
「紅白男って,もしかして,焦凍のこと?菜緒ちゃん面白い事言うわね」
菜緒は爆豪と戦った轟焦凍のことを紅白男と呼んでいてつい口が滑って言ってしまった
『ごめんさい!つい!この間の体育祭をみたから!・・冷さんのお知り合い?』
「ふふ!実は私の息子なの。冬美から聞いたわ。焦凍体育祭2位だって。テレビでも放送されていたから,菜緒ちゃんもみてたのね」
『う,うん。(実際は体育祭に参加してたんだけど)
私,今日は帰ろうかな。家族水入らずで話すこともあるだろうし』
「そんなことないわ。あっ焦凍,こちら菜緒ちゃんていうの。私と冬美のお友達なの。お母さんのお見舞いの後に私の所によく遊びに来てくれるの」
『初めまして。菜緒です。冷さんと,冬美さんにはお世話になっています』
「あぁ初めまして。姉さんから少しだけ実は聞いて知ってました。轟焦凍です」
「2人とも同い歳なんだからそんなにかしこまらなくてもいいじゃない」
『いや~なんか,テレビ見てたからかテレビの人って感じがして,固くなっちゃうや』
「そんなことないわよ。それにさっきまで2人でゆっくり話してたから,今度は3人でお話しましょう」
『冷さんと息子さんがいいなら』
「大歓迎よ。焦凍もこれからも見舞いに来てくれるらしくって菜緒ちゃんとも会う可能性があるしね。焦凍もいいでしょ」
「あぁ」
「あ~でもちょうど飲み物も切れたし,私買ってくるわ」
『えっいいよ。冷さんはゆっくりしてて。私が買ってくるから』
「いいよ。俺が買ってくる」
「あっそれなら,ちょっと多めに置いときたいから2人で言ってきてくれる」
『え』「あぁわかった」
(いいのか~い!)
そう言って2人は売店へむかった。
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