第10章 sports festival~iberis~
爆豪の態度から薄々気付きていた菜緒はバッサリと断るもそれがなかったかのように話してる
「俺がお前が好きなのは昔から変わらねぇ、それに昔から言ってるだろ嫁にするって」
『嫌々。もー色々突っ込み所が多すぎるよ。ていうか嫁って子供の頃に言ってたことじゃん。それも私それも断ってたし』
「それなら!あれか!さっき言ったちゃんとした場所で言ったら好きになるんか?あぁん?」
『それで変わることはないね』
「だろうが、結局変わんなぇならいつ言っても構わんだろうが」
『そーだねー。ヒーローはそんなんも気にしないんだろうね』
そう言って菜緒は相澤も思い出した
(そう言えばあの人も、廊下で言われたな)
と思い出し笑いをしていた
「何笑ってんだよ」
『別に。なにも』
「んだよ。とりあえず出来たから食え」
そうやって爆豪はシチューを作っていた
『美味しそうー』
「いいからさっさと食え」
『うん!美味しい』
「当たり前だ。俺が作ることなんて滅多にないんだからありがたく食べろ」
『ありがとう』
そう言って食べ終わり
『ご馳走様、洗い物は私がするよ』
そう言って手伝おうとするも「病人はゆっくりしてろ」
と言って後片付けも爆豪がやり終わり
「そしたら帰るわ」
『今日はありがとう、助かった』
「あぁ、煙草やめろよ」
『はいはい』
「飯も食え」
『はいはい』
「聞いてんのか!?あぁ?」
『お母さんか』
「てめぇの旦那になるつもりだよ‼︎」
『返し方』
そう言って菜緒は笑った
「・・・はぁ。
菜緒、俺はお前の事が本気で好きだ
お前が無理とか言おうが関係ねぇ
お前を絶対振り向かせて
俺はヒーローになってお前を嫁にする
これは何にが何でもまげねぇ」