第10章 sports festival~iberis~
「お前が泥棒女の子供ね」
誰?これは夢?
あーこれはあの時の記憶の夢だ
「お前の母親のせいで,私の人生はズタボロなのよ」
私のお母さんもたくさん傷ついたのに
「お前の母親なんて死ねばいいのに」
なんでそんなこと言うの
「お前も死ねばいいのに何で生きてるの」
私が生きてて何が悪いの,ねぇ私なにかした
「やってるではないの。現に私の夫と息子をたぶらかしている」
たぶらかしてない。無理やりだ
「嘘をつくな」
嘘じゃない。そうじゃなければ私は逃げてる
「なら,なんで逃げないの」
逃げたらお母さんが死ぬ
「死んでもいいじゃないあんな母親。ついでにあなたも死んでくれると大いに助かるんだけどね」
そう言った女は
「あなたの母親本当にしぶといわよね,あの事故で死なないなんて不思議。しっかり殺せって言ったのに」
待っていまなんて言ったの。
殺せってだってお母さんは事故で
「あら?そんなのバレないように見せかけた殺しに決まってるじゃない」
ふざけるな!ふざけるな!ふざけるな!
「うるさい子ね。あら電話。
~わかったわ。はぁ~あなたを殺したら,
私が夫と息子に殺されるらしいわ。本当に憎たらしいわ
こんな小娘の何がいいのかしら,汚らわしい
まぁいいわ!ちょっとくらい痛い目見せないと私の気持ちがおさまらないもの。さぁ,後は好きなようにして」
女は去り、数人の男がきて
止めて!お願い,離して!
一人の男が自分の物を菜緒に入れた瞬間
「ぎゃぁああああ」
と共に菜緒の中に入れたものを引き抜くと
血まみれでぐちゃぐちゃに成り果てた男のものと思われしき物がでてきて,菜緒にの足の間少しの痛みと血まみれになっていた