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【鬼滅の刃/煉獄】冬来たりなば春遠からじ

第20章  番外編 其の壱【R18含む】



二本の指でなぞり上げている部分は、すでにしっとりと濡れて温かく、濡れたことで僅かに薄くなった布には可愛らしい突起がかすかに浮き上がっている。

その小さな突起にカリカリと優しく爪を立てると、

「ひゃああっん」

と、咲は悲鳴のような嬌声を上げてますます体を跳ねさせた。

「…!!」

それが可愛くて可愛くて、杏寿郎はもうどうしたらいいのか分からないくらい咲のことが愛おしくてたまらなくなる。

咲の体を跳ねさせるその小さな突起に唇を寄せると、下帯の上からちゅっと軽く吸うようにして口づけた。

「ひゃ、あぁ…っ!!」

もはや声にならないといった様子で、咲が顔を振っているのが視界の隅に見える。

だが、杏寿郎はもう己を止めることができなかった。

食むように唇で包み込んでいた突起に、舌の先でちょんと触れる。

それからその可愛い花芯の形を楽しむように舌の上で何度も転がした。

じわ、と更に下帯の布が湿り、甘い香りが杏寿郎の鼻先をくすぐる。

杏寿郎はペロリともう一度舐めてから唇を離すと、すでにぐっしょりと濡れそぼってしまった下帯を、くいと横にずらした。

その下からは、まるでザクロの実のような鮮やかな、可愛らしい秘部が現れる。

咲は色が白い。

太ももからその際まではまるで雪のような白く滑らかな肌が続き、その境界線は薄桃色に染まっている。

そして、その中心にはまるで出来たての若い果実のような秘所。

「綺麗だ……」

思わずそう呟いてから、杏寿郎は先ほど下帯の上からやってやったように花芯や秘所に優しく舌を這わせ始めた。

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