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【鬼滅の刃/煉獄】冬来たりなば春遠からじ

第7章  不死川は…おはぎが好きなのか…



結局咲の正面には義勇が座ることになったのだった。

席順は、

不死川、しのぶ、咲、甘露寺、伊黒
杏寿郎、宇髄、義勇、無一郎、悲鳴嶼

となった。

「チッ……なんで冨岡があの席に座ってんだよォ…」

自分の座りたかった席に義勇が収まっていることが心底気に食わない、といった様子で不死川が舌打ちをする。

「むう、咲の食べたい物を予測できんとは、俺もまだまだ修行が足りんな!」

「あらあら、先ほどから何をしていたのかと思えば、困った方達ですね」

実は一部始終に気づいていた しのぶは、心底可笑しそうに言う。

自分がこの争いを巻き起こしたということは、当然自覚している。

「あー、面白かった!お前ら、派手にウケるな!!冨岡は棚ぼただったな」

「……俺は、山菜蕎麦にする」

バンバン、と背中を宇髄に叩かれながらも、まじまじとメニュー表を見て義勇は言う。

「俺はカツ丼をいただこう!」

「…俺ァ、サンマ定食にする」

何だかんだありながらも、やっと全員が注文を終えたのだった。

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