どんな世界でも女神は笑う。【D.Gray-man】※停滞中
第10章 黒の教団
ーー回想ーー
「アレンよ、」
「はい、師匠。」
「お前が俺の助手になって、もう3年。そろそろお前も一人前になってきたころだ。今日から正式にエクソシストを名乗ることを許す。」
ワインを飲みながらクロスが言う。
「ほんとですか!?」
「だが、そのためには俺と共に本部へ挨拶に行かねばならん。お前、本部の場所知ってるよな?俺のゴーレムを代わりに置いてってやる。コムイという幹部に紹介状を送っといてやるから、目が覚めたら出発しろ。」
「まさか、バックレる気ですか?師匠。」
「俺、あそこ嫌いなんだよ!」
クロスは金槌でアレンを殴る。
ーー回想終了ーー