どんな世界でも女神は笑う。【D.Gray-man】※停滞中
第9章 アクマを狩る少年
そこは結婚式。
新婦は振り向きモアを見る。
そんな新婦に新郎、マルクが声をかける。
『まだモアと喧嘩してるのかい?』
『だって、警官になるなんて反対だもの。父さんと母さんを殺した犯人を捕まえたいだなんて。』
『クレア、モアはなにも復讐のために警官になるんじゃない。僕らがずっと幸せに暮らせるよう護りたいんだそうだ。信じよう、モアをの気持ちを。そして、神の御加護を。神は信じるものを裏切りはしないよ。』
『そうね。信じるわ。』
クレアはそう笑う。
上のシャンデリアが落ちてくる。
クレアはマルクを突き飛ばして庇う。
「姉さん。」
モアは立ち上がる。
「クレアぁぁぁぁぁぁ!!!」
マルクは悲しみに暮れ、叫ぶ。