どんな世界でも女神は笑う。【D.Gray-man】※停滞中
第8章 リナリーのお悩み相談室?
【リナリーside】
コンコン
部屋のドアがノックされる。
ラビかな?って思って開けると予想通りラビが立ってた。
「いらっしゃい。どうぞー」
ラビを部屋の中に招き入れる。
「聞きたいことってなに?」
ラビはずっとモジモジして話してくれない。デジャブ。
「話しにくいの?」
「まぁ、そうさな。」
またモジモジ始める。
「あぁ。うん。なんとなくわかったわ。」
昨日のアユとほとんど同じことを聞かれるのだろうと理解する。
「え!?なんでわかったんさ!?オレ、バレないように頑張ってたのに!」
「バレないように頑張ってたの?バレちゃったほうがこういうのっていいんじゃないの?わかんないけど。」
「あ、えっと、ちょっと事情があるっていうか。」
ラビはなんで自分の気持ちをバレないようにしてたか。なにに悩んでるのか話してくれた。
「そこは安心して大丈夫だと思うわ。神田はどう思ってるか詳しくはわからないけど、アユは神田にとって妹みたいなもんなんだと思う。」
昔を少し思い出す。