どんな世界でも女神は笑う。【D.Gray-man】※停滞中
第19章 恐怖の心霊屋敷
「マリ、来てくれたんだね。うわぁ、火、暖かい。」
「そういや、2人はどうやってここまで来たんさ?」
「街には入れてもらえなかったからな。裏から回ってきたんだ。」
マリの言葉にアユムとラビは目を見合わせた。
「村を一周してきたってこと?」
「あぁ。あのまま交渉し続けても無駄だと思ってな。2人とも危険なようだったし。」
「わざわざありがとさ。ほんと、ギリギリだった。」
そんな感じで少しまどろんでいたとき。
「エクソシスト発見!3人もいるぜ。」
「本当だ本当だ。」
「全員殺そう。伯爵様への手土産だ。」
「レベル1も貸してもらったし、皆殺しできなければ俺たちが危ないぞ?」
「こんだけ沢山のAKUMAがいりゃ大丈夫さ。」
そう、AKUMAが大量に来たのだった。レベル2が5体。レベル1が10体の合計15体。
そのうちレベル2の1体とレベル1の2体が屋敷の中にイノセンスを探しに行ってしまった。それを追いかけようとしても、他のAKUMAが邪魔で追いかけられない。
「とりあえず、こいつら全員倒してから追いかけるさ。」
「うん、そうだね。まだまだ体は冷え切ってるのに。」
「運動したら多少はあったまるってことで頑張るさ!」
「行くぞ、2人とも。」