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どんな世界でも女神は笑う。【D.Gray-man】※停滞中

第19章 恐怖の心霊屋敷


さらに20分ほど経った。
アユムとラビはもう話をすることすら出来ないくらいに凍えていた。2人が限界に達するまで時間がない。
そしてアユムは気を失ってしまった。

その時だった。





ドォォォォォン!!





アユムとラビの目の前の壁が吹き飛んだ。
そう、外からマリが壊してくれたのだ。

気を失う寸前だったラビがなんとか気を失っているアユムを庇う。でなければ壁の破片が刺さってしまっていた。


「アユ、ラビ、平気か?心音を辿ってみたんだが。」


マリは外から2人の音の位置を特定し、壁を壊したらしい。中からの攻撃は効かなくても、外からなら簡単に壊せた。


「へいき、」


ラビがかろうじてそう答える。
一度極限まで冷えた体は中々暖まらない。
マリと一緒にいたファインダーが焚き火をしてくれていたので、そこで暖を取る。


「生き返った。暖けぇ。」


ラビはそう言って、火に手をかざし続ける。


「アユはどうした?」

「寒すぎて気を失ってるんさ。もうじき目覚めるんじゃね?」


ラビの言うように、その後少ししてアユムは目を覚ました。
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