• テキストサイズ

どんな世界でも女神は笑う。【D.Gray-man】※停滞中

第19章 恐怖の心霊屋敷


【No side】


お互いがイライラしてきてもう嫌になった2人は、部屋の対角線にいることにした。
そうしてイライラしながら周りを警戒し、2人の集中力はどんどん落ちていく。
精神的にも疲れてきて、さらにイライラ。
果たしてイノセンスの目的やいかに。



最後の会話からどれくらいの時間が経っただろうか。
対角線に座って暑い暑いとイライラしていた2人がだんだん震え始める。


「ねぇ、そっち行っていい?」

「さっき離れろって言ったのはそっちさ。」

「さっきと今とじゃ状況が違うのです。さっきはイライラしててひどいこと言いました。ごめんなさい。まじで寒いです。」

「うーん。まぁ、オレも寒いし、いいけど。さっきのはだいぶ傷ついたさ。もうオレアユムに嫌われたかと思ったさ。」

「本当にすみませんでした。」


アユムがペコリと頭を下げていると、ラビの方からアユムの隣に座った。


「オレも寒かったから。てか、暑かったり寒かったりで風邪ひくさ!ほんと、なんなん!?」

「まぁまぁ、」


室温がコロコロ変わる部屋で体調もだんだん悪くなってくる。
/ 207ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp