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どんな世界でも女神は笑う。【D.Gray-man】※停滞中

第19章 恐怖の心霊屋敷


暗くなっては来たけど、別に眠くねぇし、このままアユムの寝顔を堪能しようかなとか思う。
本を読んでる顔はいつも見てるけど、寝顔はレアだ。
少し伸びてきた前髪が目にかかってて、顔がよく見えない。前髪を払ってやる。前にも一回寝顔を見たことはあるけど、そん時はちゃんと見てなかった。だから、こいつの睫毛がこんなに長いなんて知らない。
まだまだ知らないことたくさんだな。

そういえば、なんでアユムはエクソシストになったんだろう。アレンは15の時に教団に来たけど、アユムは12の時らしいしな。なんでそこにズレがあんだろ?
それに、アレンの師匠はクロス元帥だけど、アユムはティエドール元帥だし。いろいろおかしくねぇか?

こういうことって聞いても教えてくれない可能性高いし、そもそも聞くのに勇気がだいぶいる。
これはきっと、永遠の謎だな。

アユムの頭を撫でながらそんなことを考えてた。



まだ動き出さない列車。
まだ土砂降りの外。
まだ遠くで光ってる稲光。



まだまだこのまま待機になりそうさ。
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