• テキストサイズ

どんな世界でも女神は笑う。【D.Gray-man】※停滞中

第18章 キョウダイ初共同任務


しばらくラビがアレンを背負って吹雪の中を歩いていた。
途中、アレンが目を覚ましたが、小屋に入るとアレンが熱を出していることがわかった。

神田が途中で置いてきたというファインダーも小屋に戻ってきて、一応全員の無事が確認された。

エルダとフレイの父娘とアレンとファインダーを小屋に残し、アユム、ラビ、神田はイノセンス回収に向かった。

しっかり体を休めてから出発することにした父娘も含め、4人で暖炉を囲み眠っていた。
が、父親のフレイが勝手に1人で出ていってしまったらしい。


その頃、アユムたちは、イノセンスがあると思われる洞窟の入り口の前まで来ていた。
やっぱりイノセンスに近づいてきたからだろう、吹雪が強すぎて中に入ることができない。


「ねぇ、どーすんの?」

「入ってみるさー」

「簡単に言うな。」

「そうだよ。こんな風が強かったら進めない!」

「ま、ちっとの間なら。」


ラビはそう言って、イノセンスを構えた。


「木判!天地盤回!」


ラビのイノセンスによって雪雲が晴れていく。


(自然物に影響を及ぼし操作するラビのイノセンスが持つ特殊技。)


神田は少し感心していた。


「アユム、ユウ、今のうちに中へ。」


吹雪が戻ってくる前に3人で洞窟の中に入った。
——それを見ていた、フレイ。
/ 207ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp