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どんな世界でも女神は笑う。【D.Gray-man】※停滞中

第18章 キョウダイ初共同任務


しばらく進むと、熱風が吹雪に変わった。
アレンは神田の心配をするが、それより、神田について行ったファインダーのほうが心配である。

このまま進んでも、後ろをついてきているあの父娘を背負って宿に帰ることになりそうだったので、地面に穴を掘って休憩することに。


父娘が復活させたいのは、弟らしい。
娘のエルダが話してくれた。
家族4人で暮らしていた家が家事になったという。
生まれつき足が悪かった弟はそのまま亡くなったという。母親は寝込み、父親はエルダのことを見ない。あの時のことを後悔しているから。だからエルダは父親を止めないのだという。


吹雪が収まり、また5人で出発した。
しばらくすると、道に迷ったという男女3人に出くわした。
アレンの左目が反応する。


「あなたたち、AKUMAですね。」

「その目、治ってよかったな。やっぱ便利さ。」

「ほんと。お兄ちゃんのおかげで無駄な労力がなくなるよ。」


3体のAKUMAはレベル2だった。


「どこにイノセンスがあるか言え!」

「言うと思う?知ってても言わないね。」


その場でAKUMAとの戦闘が始まった。
苦戦しながらも戦っていく。
一体のAKUMAが吹雪を吹かせて、アレンがどんどん雪に埋れていく。
ラビとアユムもアレンを助けに行くような余裕はない。エルダたちも動けないでいる。このままではやられてしまう。そう思った。その時、


「六幻!災厄招来!界蟲『一幻』!」


神田の一撃でAKUMAたちは引いていった。


「ユウ登場!」

「ユーちゃんかっこいい!」

「うるせ」


雪に埋れたアレンはそのまま気を失ってしまった。
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