どんな世界でも女神は笑う。【D.Gray-man】※停滞中
第18章 キョウダイ初共同任務
アレンは2人に自分たちの関係を説明した。
「アユムが言ってたのってアレンのことだったんさな。適合者だったから絶対にお兄ちゃんは教団に来るって言ってたのか。」
そう。前にラビが、アユムの兄のことが気になって聞いたら、『そのうち教団に来るからその時にね。』と言われたのだ。
「モヤシがアユの兄貴か。アユもかわいそうだな。」
実はアユムのことを結構気に入ってる神田。嫌いなアレンとお気に入りのアユムがキョウダイか、、と思う。
「かわいそうなんかじゃないもん。てか、モヤシ?お兄ちゃんモヤシって言われてるの?なんか、しっくりくる。うん。ユーちゃん、ネーミングセンスあるね。ぼくもモヤシって呼ぼうかな。」
「やめてください!…あれ?お姉ちゃん、今、ユーちゃんって言った?え?神田が怒ってない?」
「そうそう。不思議だろ?ユウはアユムだけには優しいんさ。」
「っるせー!俺は寝る。」
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ファインダーと合流し、吹雪も凄いので駅で待ってようかと話していた。なのに、神田が勝手に行くと言い始めてしまったために吹雪中歩くことになった。
歩いてるとき、行き倒れている父娘を見つけ、2人が取っている宿に連れて行くことになった。
神田は1人で先に進んでいこうとする。
「ちょっと、ユーちゃん。こんな悪天候なんだから団体行動は必須だよ!」
「1人で行こうが勝手だろ。」
「協調性って言葉知らないの?」
「俺は行く。」
そう勝手に進んだ神田にはファインダーが一緒に行ってくれることになった。
その父娘はこの近くに昔からあると伝えられている復活の葉を探しているのだという。
復活の葉とは北欧神話に出てくる、英雄シグムッドが見つけたといわれる葉っぱ。
何者かに殺されたり、事故にあったりなど、天寿を全うせずに死んでしまった者を復活させる葉のこと。
誰かがその復活の葉を探しに来るたびに天気が荒れるという。
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晴れてきたので、アユム、アレン、ラビはイノセンスを探しに行くことにした。
異常気象が発生する元にイノセンスがあると予想し、熱風の吹く方へ進む。