どんな世界でも女神は笑う。【D.Gray-man】※停滞中
第17章 エクソシストの印
ブックマンが左目の傷を診てくれました。
でも、自力で回復し始めているらしく、ブックマンの治療はいらないと言う。
ラビに言われて、気分転換に散歩でも行くことに。
街では何かのお祭りをやってるみたい。
「歳いくつ?」
「15、くらい…。」
「ハッ!オレがお兄さん。18だもん。15ねぇ…白髪のせいか、もっと老けて見えるぜ。」
「白髪って…」
「15っていやぁ、あいつと同い年か。」
「あいつ?」
「エクソシストの1人さ。いつかわかんねぇけど、そのうち会えるだろ。あぁ、そうそう。オレのことJr.って呼ぶやつもいるけど、ラビでいいから。アレンのことは、モヤシって呼んでもいい?」
「はぁ!?」
初対面でモヤシはないでしょ。バ神田じゃあるまいし。
「だってユウがそう言ってたぜ。」
「ユウ?」
「あれ?知らねぇーの?神田の下の名前、ユウっつーんだぜ、ユウ。」
みんな神田って呼ぶし興味もなかったから知らなかった。
「今度呼んでやれよ。あいつ、目ん玉カッて見開くぜきっと。ま、さっきのやつと一緒で今度いつ会うのか知らねぇけどさ。オレの予感だと、これからの任務はかなりでかい戦になんじゃねぇかな?」
「どうしてそう思うんですか?」
「伯爵が本格的に動き出したんだ。ノアの一族の出現ってそういうことだろ?」
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『アレン、今度は千年公のシナリオの中でね。』
あの時のロードの言葉を思い出す。