どんな世界でも女神は笑う。【D.Gray-man】※停滞中
第15章 ぼくからラビへ
そして、夜。22時半ごろに本部到着。急いで室長室に。
「コムイさん!!ただいまです!!はい、これ!あとリナリー、これバクさんからの贈り物。今度アジア支部に来てくださいだってさ!じゃ!!」
ぼくはコムイさんとリナリーの返事も待たずに室長室を飛び出して自分の部屋に行き、ラビへのプレゼントを手に取り、また飛び出す。
ラビを見つけなきゃ。
とりあえずラビの部屋に向かってみた。
コンコン
ドアをノックすると、すぐに中からドアが開いてブックマンが出てきた。
「ラビならここにはいない。他を当たれ。」
ぼくが口を開く前にブックマンはそう言ってすぐにドアを閉めてしまった。
てか、もしブックマンへの予定だったらどうするつもりだったのか…
まぁそんなことどうでもいい!
次は食堂!
やっぱりいないし。まぁ、もう夕食の時間は過ぎてるからそうだよね。
次は修練場!
うん、そうだよね。寝る前にこんなとこ来る奴いないよね。うん。わかってた。
誰もいない。
次は…どこだろ?
ぼくは次探すところを考えながらゆっくり歩いてた。
でも途中で気づく。
一番居そうな場所に行ってなかった。
いつもは探そうと思ってるときじゃなくて、気づいたらそこにいるから意識してなかったけど、ラビと会うのはあそこが一番多い。
そう思ってぼくはまた走り出した。